1月29日(土)に開催された、本と羊「積読会」の参加レポートです。“積読”というテーマで思いの外盛り上がることができ、充実した会でした。
主催店「本と羊」について
イベントを開催してくださったのは、六本松にお店を構える「本と羊」さんです。“誰かの背中を少しだけ押せる”をコンセプトに選書されている街の小さな本屋さんです。ブログやyoutubeなど、SNSでの発信も活発に行ってらっしゃいます。
積読とは
一般的な読書会と言えば「読んで面白かった本について語る会」だと思うのですが、今回参加したイベントは“積読会”。「読もうと思って購入したけどまだ読んでいない本について語る」という、新しい試みの読書会です。
止まらない読書トーク
読書会に参加するのは実は初めてでした。それなのに読んでいない本について語るなんて、どんな会になるのか全く予測がつかず逆にわくわく。集まったのは3人で、主催者である神田さんを含めて4人で会はスタートしました。
なぜ読もうと思ったのか、読もうと思ったのになぜ読んでいないのか、一冊の本を通してその時の背景がわかり、それぞれの方からとても興味深いお話が聞けました。私も持参した積読本を紹介することで、自分の考えや価値観を再認識。
本の内容についてだけでなく、積読の定義や自分と周りの人たちの読書に関する意識の違い、読書体験を通して培われたそれぞれの思考などなど、話をしていくうちに色々なトークテーマが生まれ、なんだかんだ一人30分くらい語り尽くしていました。
神田さんの前回のハチクロ会(ハチミツとクローバー読書会)についての熱弁がとどまることを知らず、場の雰囲気がいい感じにほぐれたのもありがたかったです。会話の節々にハチクロの登場人物を絡めてくるあたりがハチクロへの愛を感じ、(いい作品なんだなぁ)とじわじわ心に植え付けられました。あまりにもお勧めするので気になってコミック全巻セットをAmazonで検索しちゃいました。(まだ購入はしてない)
予定していた開催時間の2時間が過ぎても「まだまだ話せるね~」と、高揚感が収まらぬままその日の会は終了。本当にあっという間のひと時で、本について思う存分話すことができ、なんだかすっきりした心地になりました。神田さんの進行力や、参加者の皆さんの異なる意見を楽しんで傾聴する姿勢が、今回の会を成功に導いたのだと思います。
今回の会で紹介された書籍たちはこちら。
読んだことがある方がもしいらっしゃったら、是非内容を教えてください。
次回も楽しみ
私は読書が好きと言っても、本について専門的に詳しいわけでも、ものすごい読書量があるわけでもありません。正直参加するのに少し怖気づいていました…。でもみなさん私と同じことを思っていたらしく、不安はすぐに解消。参加して本当に良かったです。定期開催されるそうなので、次回も絶対参加したいと思います!