PONZU BOOKS
自分の働き方は本当にこれでいいのかな。と、ふと立ち止まれる一冊。喫茶店でのクレーム対応の話かと思って恐る恐る開いたのですが、声を出して笑えるほどの面白エピソード集でした。喫茶店で働く変わり者の店員さん達と、そこに訪れるお客さんとの様々なやり取り。マナーの悪いお客を走って追いかけて物申したかと思えば、お客さんからの「ここが私の一番好きな喫茶店です」という書置きに感動したり…。生きていれば色々あるよな、と前向きな気持ちになれる実録エッセイ。
「やさしさ」や「思いやり」という目に見えないもので人の価値を測るのは難しい。しかし、それなくしては仕事は成り立たない、楽しくやらなくちゃ意味がない
僕のマリ(著)『常識のない喫茶店』p165より引用
出版：柏書房(2021/9/15)
